厚生労働省によって策定された運動指針は、健康を保ために必要な運動量のはかり方や指針を示しており、メタボリックシンドロームの予防が目的とされます。
ここでは生活活動の内容をメタボリックシンドローム予防の運動になると位置づけており、スポーツやジョギングでなくとも通勤通学の歩行なども運動に含んでいます。
スポーツやエクササイズでなくとも、生活活動を体を動かす活動としてとらえています。
無理のない範囲での運動を毎日欠かさず行うことによって、健康を増進しメタボリックシンドロームにならないようにすることができます。
予防のために運動をしたいと考えてはいるものの、メタボリックシンドローム予防の運動まで手が回らない人もいます。
無理なく運動量を増やすためには、生活の中で活動する部分を広げるところから始めましょう。
生活活動には洗濯や炊事、オフィスワークや立位なども毎日の活動として換算することができます。
意識的にする生活活動には歩行、床や庭の掃除、子供と遊ぶこと、介護などが含まれます。
厚生労働省の健康づくりのための運動指針では運動の強さをメッツという単位で計ります。
運動の総量を知るため、時間×メッツの単位をエクササイズと呼んでいます。
家財道具の片付け、大工仕事、梱包などは3メッツで、3メッツの運動を1時間続けることは3×1で3エクササイズに相当します。
目安としては、23エクササイズの運動を3メッツ以上の強さで一週間で行うことがメタボリックシンドローム予防に効果てきです。
メタボリックシンドロームの予防には、バランスの取れた食事内容が一番です。
バランスのいい食事内容の指針に厚生労働省の作った基礎食品群をまんべんなく摂取できるような食事内容があります。
炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミンC、カルシウム、カロテンの6つになります。
栄養バランスを整えることでカロリーも量も調整できるので、一石二鳥です。
一番望ましい状態は毎日30品目を目安に献立を作ることです。
しかし、日に30品目はなかなかできるものではありません。
メタボリックシンドローム予防の食事内容としては、簡易な目安として毎食を主食と主菜と副菜の3つで組み立てるように心がけましょう。
メタボリックシンドロームにならないためには、小さな心がけが大事です。
ラーメンや丼ものなどの一品料理をできるだけ控えめにして野菜中心の食生活を心がけ、できれば果物を一日に一回は食べる習慣をつけましょう。
メタボリックシンドローム予防の食事改善の基本は和風の定食ものです。
低カロリーで、植物性食品と動物性食品のバランスが取れた食事が望ましく、和食はその条件を満たしています。
和食中心のメニューを組むことで、メタボリックシンドロームの予防効果を期待することができるでしょう。
大豆製品は低カロリーで良質なタンパク質を多く含んでいるので、タンパク源は肉より魚や大豆類を摂りましょう。
味付けは薄味がよいので塩分は控えましょう。
そして、栄養素が偏らないように野菜の少ない丼ものなどは気をつけて。
今やメタボリック症候群は、子どもの間にも広がっているのです。
どんどん増えている子どもの肥満は、30年前と比較してみると2倍にもなり、それだと1割が肥満ということになるのです。
子どものメタボリック症候群は、運動不足や不規則な生活、脂肪の多い食事、それからコンビニなどでいつでも買ってものが食べられる環境などが原因となっているのです。
子どものうちに肥満やメタボリック症候群に陥っていると、その約7割が大人になってもその症状を引きずるようです。
小児期でもひどい肥満症であれば、高血圧や糖尿病などの生活習慣病を引き起こす危険性をはらんでいます。
肥満傾向にある子どもを持っている人は、早めに検査を受けるようにして、メタボリック症候群に陥らないようにしましょう。
現在厚生労働省からは、6歳から15歳までのメタボリック症候群の診断基準が出されているほどです。
子どものメタボリック症候群がそれくらい多く、予防と対策が必要とされていることを証明していることになります。
しかしメタボリック症候群の予防といえども、無理なダイエットを子どもに強制するのはいい法方だとはいえません。
子どものメタボリック症候群の予防には、食生活の改善が一番です。
育ち盛りの子供たちにはダイエットよりもスナック菓子やジャンクフードをやめたり、朝昼晩の食事をバランスよく食べさせることのほうが大切です。
家の中でゲームばかりするような遊びをやめ、もっと外で体を動かして遊ぶようにすれば、生活も規則正しくなり、肥満解消に役立つようになるでしょう。
メタボリック症候群を予防するには、適度に運動することも大切です。
メタボリック症候群の予防には食事による効果がありますが、運動もまた効果的な予防方法のひとつです。
有酸素運動は、体の中性脂肪を燃焼させる運動としては、とても効果的なものだといえるでしょう。
激しい運動ではなく多少汗をかく程度の継続できる運動がいいでしょう。
そんなメタボリック症候群予防になる運動とは、どんな運動があげられるでしょうか。
いちばん手っ取り早い運動としてあげられるのがウォーキングで、20分以上継続することで、脂肪が燃焼し始めるといいます。
メタボリック症候群予防としては、早歩きくらいのウォーキングが適当で、まわりの景色を楽しむくらいの余裕を持って行うといいでしょう。
メタボリック症候群を予防する有酸素運動としては、水泳もいい運動で、気持ちよく疲れる程度に、ゆっくり泳ぐことがポイントです。
水泳やウォーキングなどのような運動をする時間もなく、規則正しい生活を送ることがむずかしい人にこそ、メタボリック症候群になる要素を多く持っているのかもしれません。
時間の無い人におすすめなのは、家の中で簡単にできる有酸素運動です。
踏み台昇降運動やラジオ体操ならば、家の中でも手軽に行うことができ、まとまった運動の時間を持てない人でもメタボリック症候群の予防ができるでしょう。
メタボリック症候群の予防となるように、長く続けられるような運動を行っていきましょう。
適正な食事をすることが、メタボリック症候群の何よりの予防です。
その予防の第一歩としては、まず自分自身につい食べ過ぎてしまう癖がないかなどをチェックすることがあげられます。
満腹になるまで食べようとしたり、体のためと信じ込んで明らかにカロリーオーバーの食事をし続けている人もいるでしょう。
間食に清涼飲料や缶コーヒー、スナック菓子などを食べるなどの食習慣はメタボリック症候群の予備群になり得ます。
このような食生活を改善し、それからメタボリック症候群の予防として進めていきましょう。
人が一日に必要なカロリーは、その人の体重で算出できるのです。
適正体重とは、身長(m)×身長(m)×22で求められる数字です。
必要な1日のエネルギー量はというと、デスクワークが多い人の場合25〜30キロカロリーで、立ち仕事や外回りをする仕事の人で30〜35キロカロリー、また体をよく使う仕事の人の場合35〜40キロカロリーだといいます。
このカロリーの目安を頭に入れた上で食事をするようにすると、メタボリック症候群の予防になるでしょう。
適正なカロリーを守って食事をすることのほかに、よくかんで食事をするということも、メタボリック症候群の予防として必要なことです。
よくかむことは消化吸収を良くすることで、しかも食事時間も長くなって満腹になるまでに大量に食べることもなくなります。
つい食べ過ぎてしまうということを防げるので、メタボリック症候群を予防するという意味では効果的でしょう。
メタボリック症候群の危険が周知されるに平行して、予防・改善ビジネスに参入する企業が相次いでいるらしい。
健康保険組合向けの健康指導サービスを開始したり、健康診断データの管理サービスの拡充をする企業も出てきている。
これも厚生労働省の「特定健康診断義務付け」からの影響というわけで、各社は事業機会が広がると期待を寄せている。
スポーツ用品メーカーでも中小企業を主な対象にした運動指導サービスを始めた。
健康診断結果をもとに社員に運動法や食生活改善を指導するものでインターネットで健康状態をチェックできるシステムなども導入するらしい。
ランニングとウォーキングで健康状態を改善させるという事業も展開しはじめている。
企業に代わって社員の健康診断データを管理するシステムの会員になると受信者はネット上で自分の検診の結果を見ることができるようになる。
ニーズが急拡大する見込みの中で関連業界への市場予測は2013年度には1千億から2千5百億円程度にまで達するともいわれている。
症状を気にする世代からだけでなく色々な方面からメタボへの関心が高まっていることに間違いは無いようです。
最近ではメタボリック症候群という生活習慣病からくる3大成人病への関心もすっかり定着したように思います。
しかし肥満の動向から見ると、男性の肥満者の割合はここ10年で増加傾向にあるようです。
BMI(体格指数)が肥満とされる25以上の男性は働き盛りの40歳〜49歳の中で33%弱で、約20年の間に11ポイント増えていて、女性が5ポイント減っているのと比べて対照的です。
メタボリック症候群という言葉の浸透につれて、健康に気を使う中年男性自体は増えています。
ある調査ではメタボリックの意味を認知していて予防や改善について「強く思う」と前向きな動きが見られた人は85%以上に上っていることが解りました。
スリムライン・フレンチを提供しているところでもメタボリックが話題に乗り始めてから、男性客が増加したという。
低カロリーと味のレベルを両立したレストランは今後、厳しい競争が続く外食産業のなかで急速な進化をするのではないかと思います。
女性は外食を楽しむ際にその場かぎりの食を楽しむばかりでなく、そこでの味つけやレシピをできるだけゲットしようという意識も働いています。
メタボリック症候群とは内臓脂肪型の肥満に、高血圧症・高血糖・高脂血症が重なった状態をいうことは既にみなさんがご承知の通りだと思います。
厚生労働省の内臓脂肪の肥満の判断基準はヘソ周りが男性で85cm以上、女性で90cm以上と定めている。
これに加えて、高血圧症・高血糖・高脂血症の3項目のうち2つ以上に該当すると「メタボリック症候群」とされ、1つに該当すると「メタボリック予備群」と分類されます。
メタボリック症候群の対象者がどれくらいいるかというと、40歳から74歳の男性の2人に1人、女性の5人に1人がその疑いがあるか予備軍とされています。
腹囲をその判断基準にした理由は日本内科学会などがヘソの位置の腹部断面が100平方cmの場合に脳や心臓疾患を引き起こす確率が高いと分析したことからです。
厚生労働省は2008年度から企業の健康保険組合に対して、40歳以上の加入者がメタボ症候群を予防・改善するための「特定検診」を受けるよう義務づけるそうです。
今後の高齢化に伴い医療費が増え続ける中で生活習慣病を放置しておくと国の財政赤字も深刻化するという懸念のもとに立てられた施策と言えるでしょう。